こんにちは。
今日も寒いですね。本日は午後に事務書に昨日シンシナティから帰国したとのことでシンシナティ向けの清算書と一緒にシカゴの空港で買ったと言うお土産を持ってハンドキャリースタッフが訪ねに来てくれました。 普段は清算書は郵送なんですが、お土産まで持参してくれると嬉しくなりますね。
コーヒーを飲みながら色々話を聞きましたら成田ーシカゴのフライトが満席で驚いたと言っていました。
席は通路側だったのがせめてもの救いだったそうです。その後機内食を食べて映画など観て軽く睡眠したそうです。
北米でのファーストポートのシカゴ税関でのことを聞きましたら、やはり専門業者でもインボイスにパッケージリストなど完璧に揃えて行っても税関職員は一旦保税倉庫に入れて後でカスタムブローカーを連れてきてください！と言いボンドレシートの控えを出そうとするので、それは違います！事前に日本から書類を流し、発行されたナンバーを伝えると職員は一旦事務書に行き台帳を調べだしましたら台帳に発行されたナンバー、パスポート・ナンバー・氏名が記載されたのを確認すると、じゃー今から、やってやるかと言う感じで製品検査に入りました。１つでも誤りがあれば、即・ボンド！と言いたい感じでの検査でしたが、そこは事前に弊社が成田で詳細にチェックしているので問題は全くありませんでした。
最後にクレジットカードで関税を支払い約1時間20分後にシカゴ税関をカスタムアウトできました。
検査が終わり出ようとすると税関職員に呼び止められました！一瞬 「何！」と思いましたが、振り返ると「Have a good trip！」と笑顔で言われました。
やはりアメリカ人なんだなぁ～と思いました。
でまた税関職員は厳しい顔に戻り「Next！」と言ってました。
それと順調に検査しても、税関事務書に戻り書類を作成したりなどでして、やはり予想よりも時間がかなり経過したので乗り継ぎ便は1便遅らせて正解でした。
その検査の際に隣に同じ便でやってきた紺のスーツを着込んだ日本人男性が自社の製品を持ち込んで関税を支払ってカスタムアウトしようとしたようですが、何か書類の不備か申告内用の見解の相違などあったようで*1ボンドエリア行きの控えを発行されていました。
その日本人男性は、どうしても今日中に必要で使うのでお願いします！と何度も言っていましたがそれは無理で肩を落として私物だけ持ってカスタムアウトしていきました。
やはり弊社のような専門会社に依頼した方が確実にカスタムアウトし予定の時間に荷受人様に引き渡せると実感したそうです！！
その後ユナイテッド航空国内線バゲージチェックイン・カウンターで貨物と私物を預けて、国際線到着ターミナルから
国内線出発ターミナルまでモノレールで移動して保安検査をして地下に降りて約５００メートル以上ある長い動く歩道を利用してやっとシンシナティ行きのゲートに到着しました。
シンシナティー行きの搭乗まで約1時間半程ありました。
ここで荷受人様との約束のカスタムアウトして国内線の予定便に乗る直前に携帯に電話をすることになっていたので、携帯電話で「予定便に乗ります」とお知らせしました。
ゲートの席の隣に居た陽気なアメリカ人夫妻と日本のことなど話をしていたら、あっと言う間に搭乗のアナウンスが流れて機内に乗りこんだそうです。
現地シンシナティー到着などはまた書きます。
＊1：ボンドエリア 税関当局が未通関貨物の蔵置、保管その他の取扱のために許可を与えた場所
＊荷主様の指示により今回は貨物画像は一切掲載いたしません。